職
こんにちは。教員採用試験に落ちました。
世間では内定式が行われているシーズンに家でゲームをし、来年からの生活に絶望していました。
しかし、僕は気づいたのです。
プロ野球のドラフト会議があるということに。
うっかり教員採用試験なんかに受かっていたらどちらかを辞退しなければならないところでした。危ない。
高校まで十二年間野球をし、大学でキングマイマイのキャプテンを務めてきたのはこの時のためだったことを思い出しました。
僕はヤクルトファンなので、できればヤクルトが良いですが、12球団OKです。
そんなこんなで当日を迎えました。
昼間に研究室に行き、それから買い物に行って指名を待とうとしましたが、うっかり携帯を忘れ、18時過ぎに帰ってくるミス。
しかし1位はないと思っていたので、まだ安心。パソコンで配信を見ます。
着々と指名が進んでいくドラフト。
最後まで、僕の名前が呼ばれることはありませんでした。
悔しい気持ちを抑えつつ、来年以降のために、また努力することを胸に誓いました。
就職すれば、最短で2年目から指名されますが、僕は幸い無職なので、来年もチャンスがあります。
来年の10月、職が決まることを願っています。
むかしばなし。
昔々あるところに おじいさんとおばあさんがいました。
ある日、おばあさんは川へ選択に、おじいさんは登山に行きました。
川へ行ったおばあさんは、川上から海までの距離を30kmとしたときに、およそ5時間で流れ着くくらいの速度、つまり、 30 = 5 × v(v:速度)よりv=6km/s で流れてきたお兄さんに「金の桃か、銀の桃か、落としたのはどちらか」という選択を迫られていました。しかしおばあさんは桃を落としていなかったので、どちらも違うと答えました。
いっぽうおじいさんはそのころ、y=-(x^2/10000)+1000のグラフのような形をした山を登っていました。
どちらも違うと答えたおばあさんは、お兄さんに正直者だと認められ、大きめの桃をもらいました。家に帰って冷蔵庫に入れ、おじいさんを待つことにしました。
おじいさんは登山を途中で諦めて帰ってきました。
二人で晩御飯を食べたあと、食後のデザートに桃を切ろうとするとびっくり!中からまさかりを担いだ男の子が出てきました。
おばあさんは、消費税が8%のうちに育児道具を買っておくべきだったと思いましたが、直ぐにMoMoPayを始めることによってキャッシュレス化に成功、2%の還元を受けるなどむしろ増税後の方が得をしている状態になりました。
太郎と名付けられた子供は、y = e^xのグラフのような急成長を遂げ、20歳で身長185センチ、顔もイケメンで俳優になり、稼いだお金の半分をMoMoPayでおばあさん、おじいさんに送るようになりました。
二人は太郎の活躍をyoutubeで見るようになり、キャッシュレスの波に乗って、幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
※この物語にはフィクションとファンクションが含まれています。
くだらない話。
坂を上りました。
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども
「桜の季節すぎたら 遠くの町に行くのかい?」(桜の季節/フジファブリック 作詞作曲:志村正彦)
春といえば別れの季節です。
桜が舞い散る中で卒業式が行われ、憧れの先輩は電車で次の町へ引っ越し、残された後輩は泣きながらも前を向くものです。
夏といえばかき氷の季節です。異論はないでしょう。
冬はこたつです。
ここからが本題です。
我々、プロ野球ファンにとって秋も別れのシーズンです。
戦力外、引退報道が盛んにあります。朝起きるたびに誰かが引退しているなんてこともあり、毎朝悲しみにくれてついつい二度寝してしまうこともあります。
学校からの卒業とは違い、プロ野球選手の引退は第一線から退くことであり、そのタイミングを自分では決められない人もいます(むしろそちらの方が多い)。希望に満ち溢れたものではないかもしれません。
戦力外通告を受けてしまった選手は、たとえ有名な選手じゃなかったとしても、プロ野球選手になったと言うことは、きっと誰かのヒーローだったはず。
活躍できなかった、大きなエラーをしてしまった、試合を見ている時には文句を言ってしまったこともあったかもしれない選手たちの次のステージを心から応援したいと思います。