秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども

 

 

「桜の季節すぎたら 遠くの町に行くのかい?」(桜の季節/フジファブリック 作詞作曲:志村正彦)

 

春といえば別れの季節です。

桜が舞い散る中で卒業式が行われ、憧れの先輩は電車で次の町へ引っ越し、残された後輩は泣きながらも前を向くものです。

 

夏といえばかき氷の季節です。異論はないでしょう。

 

冬はこたつです。

 

 

ここからが本題です。

我々、プロ野球ファンにとって秋も別れのシーズンです。

戦力外、引退報道が盛んにあります。朝起きるたびに誰かが引退しているなんてこともあり、毎朝悲しみにくれてついつい二度寝してしまうこともあります。

 

学校からの卒業とは違い、プロ野球選手の引退は第一線から退くことであり、そのタイミングを自分では決められない人もいます(むしろそちらの方が多い)。希望に満ち溢れたものではないかもしれません。

 

戦力外通告を受けてしまった選手は、たとえ有名な選手じゃなかったとしても、プロ野球選手になったと言うことは、きっと誰かのヒーローだったはず。

活躍できなかった、大きなエラーをしてしまった、試合を見ている時には文句を言ってしまったこともあったかもしれない選手たちの次のステージを心から応援したいと思います。